不動産とは


今日は不動産の話でもして、お茶を濁します。

不動産といったら、家とか、土地とかを思い浮かべますよね。
合ってます。

不動産の定義は

「土地」

もしくは

「土地に定着しているもの」

です。

庭付き一戸建ては不動産ですね。

では、土地に付着していないものは何と言うのでしょう。

動産といいます。まんまですね。

動産の定義はダイナミックです。

「不動産以外のすべて」

民法かっこいい。潔いです。
お金、時計、ギター、すべて動産です。
液体窒素、気体の窒素、エロゲー、気化したエロゲー、すべて動産です。

だから不動産屋さんにエロゲーは売ってません。

概念も動産になっちゃうんでしょうか?
虚数空間とか、進化論とかも動産なんでしょうか。
違う気がしますね。取引できるものとか、一定の縛りはありそうです。

しょーもないことを考えてしまいました。

果実の話でもしましょう。

果実といえはフルーツです。
リンゴやみかん、メロンにブドウ。

しかし、民法上では、果実はかなり違うニュアンスを持ちます。

定義は、「物の用法に従い、その物を害することなく産出される経済的利益」です。

フルーツも果実です。
土地を害することなく、一定周期で収穫できますので果実です。
これを天然果実といいます。

そして、家などの家賃も果実です。
家を貸しても、基本的には家は害されませんので、その収益は果実になります。
これを法定果実といいます。
金を貸したときに発生した利息も果実扱いです。



絶対役に立ちそうにない話でスイマセン。
次は時効の話でもします。


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